皆さんは通帳の管理はどうやってしていますか?
2021年時点でWeb通帳の利用者は50%を超えているそうですが、それでもまだ多くの人が紙の通帳を使用してお金の管理をしていると思います。自分もつい半年前までは紙の通帳を所持していました。
今回はWeb通帳に切り替えることによるメリット・デメリットを銀行大手のみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行と私が利用しているネット銀行の住信SBIネット銀行を比較しつつ紹介します。
メリット
銀行に行く手間が減る
紙の通帳の場合は記帳をする為に銀行窓口やATMに行かなければなりませんが、スマホアプリでWeb化してしまえばその必要はなくなります。
当然、通帳への記帳・金額の確認もその場で可能です。
ネットバンキングで取引手数料が無料に
インターネットバンキング振込手数料の比較
同行宛て | 他行宛て | ATM(他行宛て) | |
みずほ | 無料 | 無料 | 270円 |
三菱UFJ | 無料 | 3万円未満154円 3万円以上220円(※1) | 3万円未満209円 3万円以上330円 |
三井住友 | 無料 | 無料(※2) | 165円 |
住信SBIネット | 無料 | 無料(※3) | なし |
Web化することによる最大のメリットはネットバンキングを利用した手続きだと思います。
今まではATMや銀行窓口に出向いて振り込みの手続きをしていました。時間についても振り込みの内容によっては窓口のみの受付の場合は9時~15時と銀行が空いている時間に限られています。月曜日~金曜日の平日に仕事をされている方は多いと思いますが、就業中に時間を作るのは大変ですよね。
昼休憩の時間を使って窓口に行ったり、場合によっては半休を使用したり、、。
自分の回りでは社内のある人が振り込みをする為に昼休みを利用して窓口へ向かう→よくわからんが振り込みが出来なかったらしく(意味不明)、結局翌日に午前休を取得して窓口へ行く、、という実に無駄なことをしていました。
また自分はとあるモノを購入したときに、銀行振り込みが必要になり昼休み中に振り込みに行こうか考えたのですが、住信SBIネット銀行にお金が入っているのに気づき、昼食後スマホで振り込みを済ませました。
さらに住信SBIネット銀行では月に5回まで振込手数料が無料となっていますのでネットバンキングでの振り込みはメリットしかありません。
デメリット
紙通帳との併用ができない
紙⇔デジタルは切り替えが必要なので併用はできません。
もしデジタル通帳が自分に合わなくて紙に再度切り替える場合は、銀行窓口に出向いて手続きをする必要があります。
更に手続きに手数料がかかる場合が多いので注意が必要です。
私はWeb通帳を使用している限り併用の必要性は感じませんね(笑)
紙通帳は維持にお金がかかる
紙通帳の更新手数料 | |
みずほ銀行 | 1100円(通帳繰り越し時も同額) |
三菱UFJ銀行 | 550円(毎年) |
三井住友銀行 | 550円(毎年) |
以前までは紙の通帳の更新にお金がかかるという事はありませんでしたが、コスト削減、デジタルへの移行を促す目的も含めて通帳の更新に際してユーザーに費用を請求するようになりました。
デジタル通帳の利用に関してはどこの銀行でも費用はかかりません。
以外にコストがかかることに驚きですよね。紙通帳を持つデメリットの最も大きい理由ですね。
Web通帳は履歴の確認に制限がある
明細閲覧期間 | |
みずほ銀行 | 10年 |
三菱UFJ銀行 | 10年 |
三井住友銀行 | 30年 |
紙の通帳は記帳欄が一杯になった場合、新しい通帳に更新されますが使用済みの通帳は手元に残ります。古い通帳の管理をするのは手間ですが、履歴をずっと管理できます。
取引明細を保存したい場合は定期的にデータの保存をとる必要があります。PDFやCSV等で保存できる事が多いのでスクリーンショットを撮る必要はありません(笑)
明細の確認は10年もあれば十分だと思うのでデメリットとは言いづらいかもしれません(笑)
まとめ
Web通帳に切り替えることの最大のメリットは今、その場で取引などの処理が行えることだと思います。
銀行やATMに出向かなくてよいので時間短縮につながります。
更にインターネットバンキングを使用すればATMからの振り込みよりも手数料がお得になる場合がほとんどですのでメリットは大きいと思います。
また紙通帳は銀行が印紙代が200円かかるなどの理由から、ユーザーに手数料を求めるようになったのでWeb通帳にするメリットはさらに向上します。
紙の通帳に手数料をかけたり、ATMの数も減らしながらコストを下げつつ利用者へデジタル化を促しているのでこれに乗らない手はないでしょう。
私自身、web通帳に切り替えることによってい常に所持金額を意識できるようになってきています。
ユーザー自身もWeb通帳を切り替えることのメリットを最大限活用していきたですよね。
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