名古屋駅⇔伊勢市の移動はこれで決まり!しまかぜvs快速みえ 勝者はこっちだ!

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みなさんこんにちわ、うしこうです。

先日妻と私、両方の両親と共に名古屋駅より鉄道に乗って伊勢神宮がある伊勢市駅へ行ってきました。

今までであればある程度時間に融通が利いて、自分の空間が確保できるマイカーでの移動が真っ先に候候補に挙がるのですが、今回は鉄道の動画をを視聴する機会が増えたのでせっかくなら鉄道を利用してみようという事になりました。

名古屋駅からは近畿日本鉄道(近鉄)と東海旅客鉄道(JR東海)二つを利用して伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅へ向かうことが出来ます。

今回は近鉄とJRを様々な視点から比較、乗車をしてどちらがオススメなのか解説していこうと思います。

とりあえず結論から言ってしまうと・・、

やっぱり「しまかぜ」のカッコよさ、乗り心地のよさは最高です!!

運賃はややしまかぜの方が高くなってしまいますが、観光特急の素晴らしさを体験することが出来ました!

運行列車の比較

東海旅客鉄道(JR)

普通列車では名古屋駅から関西本線を通り亀山駅へ、そこから紀勢本線に入り多気駅まで移動、そして参宮線に乗り入れ伊勢市駅方面へ向かいます。

ただし快速列車である快速みえに関しては、関西本線の亀山駅を経由して紀勢本線へ入るのではどうしても時間がかかってしまうので、第三セクターである伊勢鉄道へ乗り入れることによりショートカットが可能となっています。

近畿日本鉄道(近鉄)

近鉄では名古屋駅から名古屋線を通り、伊勢中川駅から山田線を経由して伊勢市駅方面へ向かいます。

路線自体はJRの伊勢鉄道を経由するルートとほぼ同じです。

そしてこの区間は数種類の特急列車のほかに、観光特急である「しまかぜ」を運行しています。

料金

近鉄

しまかぜ乗車時、主要駅の料金はこちら。

運賃特急券しまかぜ特別料金合計
近鉄四日市760円520円740円2020円
伊勢市1740円1340円840円3920円
宇治山田1740円1340円840円3920円
鳥羽2070円1340円840円3920円
鵜方2370円1640円1050円5060円
賢島2370円1640円1050円5060円

※伊勢志摩ライナーなど他の近鉄特急ではしまかぜ特別料金はかかりませんのでちょっとやすくなりますね。

JR

まずは名古屋駅から主要駅への片道運賃はこちらです。

発駅着駅運賃指定席料金合計
名古屋駅鈴鹿990円530円1520円
1290円530円1820円
松阪1690円530円2220円
多気1860円530円2390円
伊勢市2040円530円2570円
鳥羽2040円530円2570円

※快速列車ですので指定席料金は必須ではありません。

ちなみに快速みえには「快速みえ得ダネ4回数券」というものがあり、快速みえとその他の快速・普通列車の普通自由席が利用できる4枚の回数券となっています。

 設定区間 販売金額1枚あたりの金額(片道)
名古屋市内鈴鹿2920円730円
  3160円790円
  松阪4200円1050円
  多気4600円1150円
  伊勢市5040円1260円
  鳥羽5880円1470円

片道1260円で伊勢市まで行けるのは魅力!二人以上であれば「快速みえ」での往復利用も視野に入ってきますね!

運行時刻

まずは近鉄の名古屋駅⇔賢島駅間の時刻表がこちらです。

近鉄名古屋→賢島
 平日土日・休日
近鉄名古屋  発10:2510:25
近鉄四日市  発10:5310:54
伊勢市    発11:4011:40
宇治山田   発11:4211:42
鳥羽     発11:5411:54
鵜方     発12:2112:21
賢島     発12:2712:27
賢島→近鉄名古屋
 平日土日・休日
賢島     発15:4015:40
鵜方     発15:4515:45
鳥羽     発16:1016:10
宇治山田   発16:2216:22
伊勢市    発16:2416:24
近鉄四日市  発17:1217:12
近鉄名古屋  発17:4417:44

しまかぜは一日に一往復しかありません。名古屋駅⇔伊勢市駅の往復利用では現地の滞在時間は4時間半くらいとちょっと短い・・。

ちなみに他の近鉄特急、JRの快速みえは1時間に一本以上あります。

しまかぜのみの利用でなく、近鉄特急や快速みえを組み合わせると現地の滞在時間を延ばせそう!

所要時間

しまかぜですと名古屋駅⇔伊勢市駅間の所要時間は大体80分くらいです。

対してJRは出発時刻によって多少のばらつきはありますが90分~105分となっています。

乗車時間はしまかぜ有利!ただ実際にしまかぜを乗って思ったのが名古屋駅⇔伊勢市駅間の80分は思ったより短く感じましたwもっと乗りたい・・。

鉄道からの景色を楽しんだり、同行者との会話を楽しむなど、電車内での過ごし方は様々です。単純な時間での比較は難しいかもしれません。

座席比較

しまかぜ

しまかぜの座席は通常の座席で3列配置で前後間隔は125cmを確保しています。シートは革張りで電動リクライニングも完備。

この座席すごく座り心地がよくてオススメです。リクライニングで背もたれを倒し、オットマンで足を持ち上げつつ、リラックスして大きい窓から動く景色を眺める・・。

近鉄線近郊にお住まいの方は是非一度乗ってみてはいかがでしょうか?

快速みえ

指定席、自由席がありますがどちらもおなじ仕様です。

向かい合わせ仕様のクロスシートとなっており、座席の向きを変えることも可能です。

車両自体が1993年(平成5年)から運行開始ということもあり、且つ特急型車両でもないのでシートの座り心地はそこそこでしょうか。当たり前ですがリクライニングもありません。

シートについては当然、しまかぜに軍配が上がります。ただ特急列車と快速列車では同列比較はできませんね。伊勢志摩ライナーの座席もよかったですよ。

まとめ

しまかぜと快速みえをいくつかの視点から比較してみましたがいかがでしたか?
現状、三重県方面についてはどの地域でも近鉄が優勢ということもあり、鉄道での移動となると近鉄を選択する方が圧倒的に多いと思います。
 
伊勢志摩方面は近鉄グループが観光開発をしていることもあり、名古屋方面からだけでなく大阪方面からの特急も充実しています。
 
対してJRはというと、名古屋⇔伊勢方面への直通は一時間に一本の快速みえのみで、普通列車は亀山駅を経由しなければなりません。
 
条件が違う為、同列比較は正直難しいですが、
 

伊勢方面への旅行は列車の快適さを求めるなら近鉄を!運賃の安さを求めるならJRを!

これが鉄道の旅ど素人である私が導いた答えです。
 
ただやはり観光特急であるしまかぜは是非一度乗車してみることをオススメします!
 
今までは鉄道旅行というものに特に興味はありませんでしたが、しまかぜに乗ってから鉄道に乗るという事がちょっと楽しみになってきました。(但し通勤時は除く)
 
みなさんも是非鉄道での旅行へ行ってみてはいかがでしょうか?
 
来月はひのとりに乗って大阪へ行く予定ですのでその時の様子もブログにしていこうと思っています!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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